訪問介護員・名倉正のお仕事奮闘日記

名古屋で訪問介護の仕事をしている名倉正が、仕事を通して感じたことや学んだこと、日々の出来事などを書いていきます。

介護職非従事者の意識調査

日本の介護業界の就業人口を増やすためのプロジェクト[HELPMAN JAPAN]が、介護業界で働いていない人たちの、介護職に対する意識を明らかにする調査によれば、介護職非従事者が、就業をためらう主な理由として「体力的にきつい仕事の多い業界だと思うから」というのが49.8%、「精神的にきつい仕事の多い業界だと思うから」というのが41.8%となったのだそうです。

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介護

とはいえ、介護業界の働く環境は、実態に反しネガティブなイメージが定着しているのだそうで、テレビのニュースでの情報とは裏腹に、業界全体の離職率は産業全体と大きく変わらないのだそうで、約4割の事業所は1年以内の離職率が10%未満なのだそうで、これは、情報を提供するメディアの報道の仕方に問題があるようですね。

 

まぁ、楽な仕事とは言えませんが、それはどのような仕事であっても同じことですし、間違ったイメージだけで、介護が仕事として選ばれないのはもったいないことではありますよね。

 

 

腰痛が原因離職

介護現場で働く人を対象にした腰痛に関する調査によれば、介護現場で働く職員の46%の人が「腰痛」が原因で離職を考えたことがあるのだそうですよ。

腰痛

仕事柄、腰に来る作業が多いので、これは驚くべき数字ではありませんが、その一方で介護施設・介護事業所の腰痛対策は82%が未実施という結果となったのだそうです。

また、その中で、介護施設・介護事業所側が実施している腰痛対策として一番多かったのは「予防運動」となっているのだそうで、腰痛予防のためのストレッチや体操をしているのだそうですよ。

その他では「福利厚生」の一部として、腰痛ベルトの配布や腰痛に関わる費用の支給ということのようで、まぁ、これぐらいしかなかなか思いつきませんよね。

国は、腰痛予防として、人力による抱え上げは避けるよう求める指針を出していますが、現場ではなかなか減らすことは難しいですよね・・・。

育児前に介護

育児と介護、同時に直面する「ダブルケア」の経験者のうち、30代では育児より先に介護が始まった人が20%を占めることがソニー生命保険の調査で分かったのだそうです。

また、育児と介護が同時期に始まった人も7%いるそうで、晩婚・晩産化の影響で出産や子育てよりも親の介護が先行するケースが増えているのだそうですよ。

この調査は、2018年2~3月にインターネットで実施されたのだそうで、現在や過去にダブルケアの経験があり、大学生以下の子供を持つ男女計千人から回答を得たようで、過去に経験した人にダブルケアだった期間を尋ねると、平均して3.9年になったようで、さらに「10年超」となった人も10%もいるのだとか。

やはりダブルケースともなると精神面や体力面に加え、経済的な負担が長期間続くケースがあったようです。

その中で、仕事を持つ436人に「ダブルケアと両立しやすい職場か」を尋ねたところ、「いいえ」は男性の45%、女性の21%で、男性の方が両立の難しさを感じているようです。また、ダブルケアを理由に仕事を辞めた人が、仕事を続けられなかった原因としては、複数回答で「子供が保育園には入れなかった」が36%で最も多く、「職場が両立しにくい環境」30%、「親が介護施設に入れなかった」27%となったようです。

柔軟な働き方に加え、ダブルケアの人に保育園や介護施設への入所要件を緩和するなど、各種支援策の連携が求められてはいるのですが、なかなか理想的には進んでいきませんよね。