介護現場で働く人を対象にした腰痛に関する調査によれば、介護現場で働く職員の46%の人が「腰痛」が原因で離職を考えたことがあるのだそうですよ。
仕事柄、腰に来る作業が多いので、これは驚くべき数字ではありませんが、その一方で介護施設・介護事業所の腰痛対策は82%が未実施という結果となったのだそうです。
また、その中で、介護施設・介護事業所側が実施している腰痛対策として一番多かったのは「予防運動」となっているのだそうで、腰痛予防のためのストレッチや体操をしているのだそうですよ。
その他では「福利厚生」の一部として、腰痛ベルトの配布や腰痛に関わる費用の支給ということのようで、まぁ、これぐらいしかなかなか思いつきませんよね。
国は、腰痛予防として、人力による抱え上げは避けるよう求める指針を出していますが、現場ではなかなか減らすことは難しいですよね・・・。